診療所と中庭のある家|菱屋西の整骨院 一層目は施主が経営する整骨院で、奇談としてのコンクリート構造。 二、三層の木構造の住宅部分を、構造的にも経済的にも支えている。その街々の、ありふれた素材、工法を取り入れる事が住居(すまい)の原点と考えている。 まわりの環境や与えられた条件の中で採りうる最小限の表現、その手法、方法からのみ得られる最大限の豊かさ、何らかの可能性や空気が感じられる空間・場つくりに力を注いだ。 住居と整骨院は完全に分かれており、住居へは北側の道路から大きな扉を開け入ることになる。すべては街路空間によってつながっている。 |